1級電気工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)
問9 (午前 イ 問9)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年) 問9(午前 イ 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

水力発電における水車の調速機に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 発電機の負荷変動に応じて、ガイドベーンを開閉して水の流入量を調整する。
  • 発電機と系統との並列運転が解けた場合には、発電機の電圧低下を防止する。
  • 調速機は、並列運転している発電機の負荷分担を自由に変える役割を有する。
  • 発電機が系統と並列運転するまでは、自動同期装置などの信号により調速制御を行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【2】です。

並列運転が解け、発電機が空運転状態になると、
回転速度が異常速度になり、
電圧が上昇します。
調速機によって電圧上昇を抑制しますので不適当です。

【1】
反動水車では、ガイドベーンの開閉により、
水の流入量を調整し、発電機出力を調整しています。
よって適当です。

【3】
並列運転している各発電機で、調速機の一方を増、
もう一方を減操作を行う事で、発電機出力を調整し、
負荷分担を変えています。
よって適当といえます。

【4】
発電機が並列運転を行うには、
同期運転(電圧・周波数・位相角が同じ)している必要があります。
記述の通り、自動同期装置等により調速制御を行い、
同期させていて、適当といえます。



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02

正解は2です。

水力発電の水車の調速機とは、水量を調整して発電機の回転数を一定にするための装置です。

系統との並列運転が解けた場合には、発電機の回転数が急激に上昇します。

水力発電で主に使用される同期発電機では、回転数の上昇は、周波数の上昇となるため、調速機はこれを防止します。

電圧低下の防止ではないため、正解は2です。

他の、1・3・4は正しく述べています。

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03

水力発電の水車の調速機に関する問題です。

調速機は、水車の回転速度や出力を調整するために、回転の変化に応じて、ガイドベーン開度を調整する装置です。

ガイドベーンは、水エネルギーを回転エネルギーに変えるランナに流入する水量を、負荷に応じて調整する装置です。

選択肢1. 発電機の負荷変動に応じて、ガイドベーンを開閉して水の流入量を調整する。

調速機は、負荷に応じて水の流入量を調整するガイドベーンを開閉します。

選択肢2. 発電機と系統との並列運転が解けた場合には、発電機の電圧低下を防止する。

×

発電機が事故などによって系統から並列運転が解けたときは、すぐに水口を閉じて水車を停止させ、発電機の電圧上昇を抑えます

「発電機の電圧低下を防止」は、誤りです

選択肢3. 調速機は、並列運転している発電機の負荷分担を自由に変える役割を有する。

発電機が系統に並列運転に入ってからは、速度調整機構を使って発電機の出力と周波数変化の調整を行います。

選択肢4. 発電機が系統と並列運転するまでは、自動同期装置などの信号により調速制御を行う。

調速機は、問題文通りの内容を行います。

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