1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問19 (午前 ハ 問7)
問題文
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問19(午前 ハ 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 比較的緩やかで一様な風が吹いている時、電線が上下に振動する現象である。
- 懸垂箇所よりも耐張箇所で、断線の被害が発生しやすい。
- 支持物の径間が長く、電線の張力が大きいほど発生しやすい。
- 振動による電線の断線防止対策として、アーマロッドを取り付ける方法がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
架空送電線路における電線の微風振動は、比較的緩やかで一様な風が吹いている際に、電線が上下に振動する現象です。この振動が原因で、電線の断線や損傷が発生することがあります。本問題では、電線の微風振動に関する基本的な特徴と、それに伴う問題点について理解することが求められています。各選択肢について詳しく見ていきましょう。
比較的緩やかで一様な風が吹いている時、電線が上下に振動する現象である。 この記述は正しいです。微風振動は比較的緩やかで一様な風が吹いている時に発生し、電線が上下に振動する現象です。この現象は特に長い径間で顕著に見られます。
懸垂箇所よりも耐張箇所で、断線の被害が発生しやすい。 この記述は誤りです。実際には、微風振動による断線被害は通常、懸垂箇所で発生しやすいとされています。微風振動によるストレスが繰り返し加わることで、電線が損傷を受けやすくなります。
支持物の径間が長く、電線の張力が大きいほど発生しやすい。 この記述は正しいです。支持物の径間が長いほど、また電線の張力が大きいほど、微風振動が発生しやすくなります。これは、長い径間や高い張力により、電線が風の影響を受けやすくなるためです。
振動による電線の断線防止対策として、アーマロッドを取り付ける方法がある。 この記述も正しいです。アーマロッドは、微風振動による電線の断線を防止するために使用される装置で、電線の振動を抑制する効果があります。これにより、電線の寿命を延ばし、信頼性を高めることができます。
架空送電線路における電線の微風振動は、比較的緩やかで一様な風が吹いている時に電線が上下に振動する現象です。以下に、各選択肢の正確性と適切性を示します:
比較的緩やかで一様な風が吹いている時、電線が上下に振動する現象である。 微風振動はこのような状況で発生しやすく、特に長い径間で顕著です。
懸垂箇所よりも耐張箇所で、断線の被害が発生しやすい。 この記述は誤りです。微風振動による断線被害は通常、懸垂箇所で発生しやすいです。
支持物の径間が長く、電線の張力が大きいほど発生しやすい。 支持物の径間が長いほど、また電線の張力が大きいほど、微風振動が発生しやすくなります。
振動による電線の断線防止対策として、アーマロッドを取り付ける方法がある。 アーマロッドは、微風振動による電線の断線を防止するために使用され、電線の振動を抑制します。
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02
電線の微風振動とは、架空送電線に弱い一様な風が吹いたときに、
電線が上下方向に小さく、しかも高速で振動する現象です。
強風時に大きく揺れる現象とは異なり、目立たないが長時間続くことが特徴です。
発生原理は、電線にあたった風が、電線の背後に渦を発生させ、
この渦の発生周期が電線の固有振動数と一致すると、
共振が起こるためです。
適当な記述です。
微風振動は、上下方向の細かい振動が特長です。
不適当な記述です。
微風振動による断線は、懸垂箇所で生じます。
これは小さな揺れが長時間繰り返されることで、
電線を固定している懸垂クランプ付近で、
金属披露が積み重なり、断線に至るからです。
適当な記述です。
径間が長く張力が大きいほど、電線の固有振動数は高くなり、
微風による振動が持続・増幅しやすくなります。
そのため、微風振動は長径間・高張力条件で発生しやすいといえます。
適当な記述です。
アーマロッドは、電線に巻き付けるタイプの補強線であり、
電線表面を補強し、応力集中を緩和することで、
金属疲労による断線防止に効果があります。
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03
架空送電線路における電線の微風振動に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
一様なゆるやかな風が吹くと、電線の背後にカルマン渦と言う渦が生じ、鉛直方向に交番する振動が起こります。
振動周波数が、電線の固有振動数に等しくなると、電線が共振し、微風振動となります。
誤
耐張箇所よりも懸垂箇所で、断線の被害が発生しやすい。
微風振動は、耐張箇所より懸垂箇所で、断線被害が起こりやすい特徴があります。
懸垂箇所は、懸垂クランプで固定しますが、強固には固定しないため、クランプ出口で曲げ応力が繰り返され、振動する電線が、疲労し断線に至ります。
正
問題文の内容通りです。
径間が長いほど、支持点間の距離が長く、振動エネルギーが溜まりやすいため、微風振動が起こりやすくなります。
電線の張力が大きいほど、電線オ固有振動数がカルマン渦の振動周波数と、一致しやすくなり、微風振動が起こる要因となります。
正
問題文の内容通りです。
振動による電線の断線防止対策の1つとして、アーマロッドを設けてクランプ付近の電線を強化し、防振対策するとともに、電線の素線切れや断線を防止します。
アーマロッドは、電線支持部分に、電線と同じ系統の金属を、電線に巻き付けて補強するものです。
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