1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問35 (午前 ハ 問23)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問35(午前 ハ 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

中央監視制御の伝送端末装置と現場機器との入出力条件に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 発停制御を行うための入出力条件を、瞬時接点信号とした。
  • 状態・故障の監視を行うための入出力条件を、無電圧連続接点信号とした。
  • 電流の計測を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。
  • 電力量の計量を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

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この過去問の解説 (3件)

01

中央監視制御システムは、設備やシステムの状態をリアルタイムで監視し、必要な制御を行うために重要な役割を果たします。このシステムには、伝送端末装置と現場機器との間で適切な入出力信号が必要です。本問題では、これらの入出力条件についての理解が求められています。各選択肢について詳しく見ていきましょう。

選択肢1. 発停制御を行うための入出力条件を、瞬時接点信号とした。

発停制御を行うための入出力条件を、瞬時接点信号とした。 これは正しい記述です。発停制御には、オンオフの瞬時接点信号が適しており、確実な制御を実現するために使用されます。

選択肢2. 状態・故障の監視を行うための入出力条件を、無電圧連続接点信号とした。

状態・故障の監視を行うための入出力条件を、無電圧連続接点信号とした。 これも正しい記述です。状態や故障の監視には、持続的に信号を送る無電圧連続接点信号が適しています。これにより、状態変化がリアルタイムで監視されます。

選択肢3. 電流の計測を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

電流の計測を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。 これは不適当な記述です。電流の計測には通常、アナログ信号が使用されます。無電圧パルス信号は電流の連続的な計測には適していません。無電圧パルス信号は、電力量の計量に使用されることが多いです。

選択肢4. 電力量の計量を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

電力量の計量を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。 これは正しい記述です。電力量の計量には、無電圧パルス信号が適しており、一定の電力量ごとにパルスが発生することで正確な計量が可能です。

まとめ

中央監視制御システムは、設備やシステムの状態をリアルタイムで監視し、必要な制御を行うために重要な役割を果たします。このシステムにおいて、伝送端末装置と現場機器との間で適切な入出力信号を使用することが求められます。各選択肢についての正確性を以下に示します:

発停制御を行うための入出力条件を、瞬時接点信号とした。 これは正しい記述です。発停制御にはオンオフの瞬時接点信号が適しています。

状態・故障の監視を行うための入出力条件を、無電圧連続接点信号とした。 これは正しい記述です。状態や故障の監視には無電圧連続接点信号が適しています。これにより、状態変化がリアルタイムで監視されます。

電流の計測を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。 これは不適当な記述です。電流の計測には通常、アナログ信号が使用されます。無電圧パルス信号は電流の連続的な計測には適していません。

電力量の計量を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。 これは正しい記述です。電力量の計量には無電圧パルス信号が適しており、一定の電力量ごとにパルスが発生することで正確な計量が可能です。

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02

中央監視装置とは、空調・電気・給排水等の設備を

 集中的に監視・制御するシステムのことです。

 

中央監視装置は、伝送端末装置(リモートI/O、制御盤など)や

 現場機器(ポンプ、ファン、遮断器、計測器など)との信号送受信をし、

 運転・停止制御や、状態監視をしています。

選択肢1. 発停制御を行うための入出力条件を、瞬時接点信号とした。

適当な記述です。

 

発停制御とは、機器の「運転・停止」を指示する制御です。
 

通常は、押しボタンのように一瞬だけONになる信号で十分なので、

 記述にあるよに瞬時接点信号が用いられます。

選択肢2. 状態・故障の監視を行うための入出力条件を、無電圧連続接点信号とした。

適当な記述です。

 

状態・故障監視では、(運転中/停止中)・(正常/故障)等の

 継続的な状態を把握する必要があります。

 

そのため、接点の開閉(オン・オフ)を保持する

 無電圧連続接点信号が用いられます。

選択肢3. 電流の計測を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

不適当な記述で、これが正解です。

 

電流の計測は、20mA以下のアナログ電流信号で行うのが一般的です。

無電圧パルス信号は、回数や積算量を送信するのに適していますが、

 連続的な電流値の状態計測には不向きであり、

 誤った記述です。

選択肢4. 電力量の計量を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

適当な記述です。

 

電力量(kWh)は、積算値であるため、

 一定量ごとに1パルスといった無電圧パルス信号で

 伝送する方式が広く用いられています。

 

「パルスが幾つ届いたか」で積算計量を行えるので、

 正しい記述です。

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03

中央監視制御の伝送端末装置と現場機器との入出力条件に関する問題です。

選択肢1. 発停制御を行うための入出力条件を、瞬時接点信号とした。

問題文内容通りです

 

動力設備の発停運転には、手動運転と自動運転があります。

手動運転は、運転条件を確認した後に、手元あるいは遠隔での手動スイッチを動作させて発停します。

ただし、手動運転の場合は、条件監視して発停の判断する時間と、発停スイッチ操作の時間などで、発停が遅れる可能性があります。

 

自動運転は、予め設定された温度や水位などの条件を、被制御機器が設定した条件を満たした時点で、直ちに接点信号を発停自動制御機器に出力し、発停運転を瞬時に自動で行います。

選択肢2. 状態・故障の監視を行うための入出力条件を、無電圧連続接点信号とした。

問題文内容通りです

 

状態・故障の監視を行うには、連続した監視対象のセンサー入力し、その情報を連続して監視モニターかトレンドに送ることが必要です。

連続した炉内温度を送る必要があれば、アナログ入力をA/D変換して計算機に送ってトレンドデータとすることがあります。

 

炉内温度が設定温度内かどうかの監視であれば、温度スイッチデータ(無電圧接点信号)を連続して計算機に出力し、トレンドに設定内かどうかが監視できます。

選択肢3. 電流の計測を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

電流の計測を行うための入出力条件を、A/D変換による無電圧信号とした

 

無電圧パルス信号とする理由は、電力量や流量積算値を、遠隔監視のために用いられる方法で、トランジスタによる接点スイッチングによるパルス信号の、回数をカウントすることで得られます。

 

電流計測の場合は、電流値そのものが監視・制御対象で、積算値は必要ありません。

電流計測は、電流値をA/D変換し、ディジタルデータを監視装置に送ることで遠隔監視・制御ができます。

選択肢4. 電力量の計量を行うための入出力条件を、無電圧パルス信号とした。

問題文内容通りです

 

計測した電力と時間から、パルスウェイトを 1 kWhなどとして、無電圧のa接点でパルス幅を決めて上位システムに送ります。

上位システム側は、送られてくるパルスの回数をカウントして、時間当たりの電力量として監視します。

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