1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問2 (午前 イ 問2)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問2(午前 イ 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示すスイッチSを投入したとき、環状鉄心の一次コイルの電流i1[A]が0.1msの間に0.4A変化し、二次コイルに誘導起電力e2[V]が2V発生した。このときの相互インダクタンスMの値〔mH〕として、正しいものはどれか。
ただし、漏れ磁束はないものとする。
問題文の画像
  • 0.2mH
  • 0.3mH
  • 0.5mH
  • 1.0mH

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この過去問の解説 (1件)

01

 環状鉄心の両端に巻かれたコイルの片側に電流を流した場合、別の側のコイルに生じる電圧を誘起起電力といいます。

 この誘起起電力e2(V)は、一次側の電流の変化量と変化に要する時間そして相互インダクタンスMに基づいて、以下の式で求めることができます。
 e2=M×⊿i(電流の変化)÷⊿t(時間秒)

 

 この問題では、e2が2V発生したと分かっており、電流も0Aから0.4Aへの変化、それにかかった時間が0.1msと分かっています。

つまり以下の計算式が成り立っています。
 2=M×(0.4)÷(0.1×10^-3)
この式からM(H)を求めると0.5×10^-3すなわち0.5mHとなります。
 

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