1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問15 (午前 ハ 問3)
問題文
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問15(午前 ハ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 消弧リアクトル
- 負荷時タップ切換変圧器
- 同期調相機
- 電力用コンデンサ
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この過去問の解説 (2件)
01
電力系統の電圧が変動すると、送電損失が増加したり、
家電や工場設備の誤動作や故障の原因になります。
このため、電圧を調整し安定させるために種々の機器が使用されています。
電圧調整には、最も関係のない機器です。
消弧リアクトルとは、送電線の地絡事故によって生じる過大な電流を自動的に抑えて
アーク放電(火花)を自然に消滅させることで、停電を防ぐための機器です。
電圧調整に使用される機器です。
負荷時タップ切換変圧器は、変圧器を停止させることなく送り出す電圧を調整できます。
電力系統で生じる電圧変動を補償し、送電網の末端など電圧降下が大きい場所で
一定の電圧を供給するために使用されます。
電圧調整に使用される機器です。
同期調相機は、電圧維持や力率改善のために、同期電動機と同様の構造で無負荷運転される機器です。
(同期発電機と同様に、固定子と回転子、励磁装置から構成されています)
回転子の励磁電流を調整することで、無効電力を連続的に供給または吸収させます。
電圧調整に使用される機器です。
電力用コンデンサは、「進相」の無効電力を供給することで、
電動機等のコイルによって生じる「遅相」の無効電力を減らし、力率を改善し電圧を安定させます。
また瞬間的な電圧低下を、コンデンサの充放電機能によって抑え、安定した電圧を供給します。
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02
電力系統の電圧を調整するために用いられる機器に関する問題です。
誤
中性点と大地間にリアクトルを入れ、これを消弧リアクトルと言いますが、リアクタンスを系統の対地静電容量と並列共振により、ゼロ相インピーダンスを無限大にし、1線が地絡したときに地絡故障電流を流さないようにします。
正
負荷時タップ切換変圧器は、負荷電流が流れている状態で、一次側のタップ切り替えができ、系統電圧を直接に調整できます。
正
負荷の力率が遅れると無効電力が増加し、送電線の電流が増加して、電圧降下によって送電系統の電圧が低下するために、遅れ力率改善で無効電流による電圧降下を改善します。
逆に、進み力率になると、系統電圧が上昇しますので、分路リアクトルを入れて力率改善を図ります。
同期調相機は、同期電動機的な機械で、運転時の励磁を制御して、遅れ力率や進み力率に対応が可能です。
正
電力用コンデンサは、負荷の力率が遅れると無効電力が増加し、送電線の電流が増加して、電圧降下によって送電系統の電圧が低下するために、遅れ力率改善で無効電流による電圧降下を改善します。
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