1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問26 (午前 ハ 問14)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問26(午前 ハ 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

屋外駐車場に施設するロードヒーティングに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 金属被覆にD種接地工事を施した発熱シートを施設できる。
  • 発熱線に電気を供給する電路の対地電圧は、300V以下とする。
  • 金属被覆を有する発熱線を施設する場合は、発熱線の温度を120℃以下とする。
  • 発熱線などの施工中、随時、導通試験及び絶縁抵抗測定を行わなければならない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

 ロードヒーティングとは、積雪・凍結対策として地面に電熱線や発熱シートを敷設する設備です。

 

施工/設備の基準は「電気設備技術基準」およびその解釈に基づきます。

選択肢1. 金属被覆にD種接地工事を施した発熱シートを施設できる。

不適当な記述です。

 

屋外駐車場に施設するロードヒーティングでは、発熱シートではなく、発熱線を用いて施設します。

選択肢2. 発熱線に電気を供給する電路の対地電圧は、300V以下とする。

適当な記述です。

 

ロードヒーティング装置等、電熱装置に供給する電路の対地電圧は、

 原則として150V以下とすべきですが、保護装置等の条件を満たせば

 300V以下とすることができるので、適当な記述といえます。

選択肢3. 金属被覆を有する発熱線を施設する場合は、発熱線の温度を120℃以下とする。

適当な記述です。

 

発熱線の許容温度は、発熱線の被覆の劣化防止や舗装材等への影響を考慮して規定されており、

 金属被覆を有する場合には、120°C以下とすることができます。

選択肢4. 発熱線などの施工中、随時、導通試験及び絶縁抵抗測定を行わなければならない。

適当な記述です。

 

 施工途中で断線や損傷が起きていないかを確認するため、

随時、導通試験や絶縁抵抗測定を行なう必要があります。

 

万一、施工完了後に、断線や絶縁不良が発見された場合、

 舗装などの仕上げを撤去して修復することになり

 膨大な手間と費用が必要となるため、随時試験を行なうべきです。

まとめ

 「電気設備技術基準」およびその解釈は、改訂されることもありますので、

最新の基準と解釈を入手し、理解を深めて施工にあたる必要があります。

参考になった数20

02

屋外駐車場に施設するロードヒーティングに関する問題です。

選択肢1. 金属被覆にD種接地工事を施した発熱シートを施設できる。

金属被覆にD種接地工事を施した発熱線を施設できる

 

ロードヒーティングは、道路や駐車場の内部化表面に発熱線施設し、電線の被覆の金属体には、使用電圧が 300 V以下の場合は、D種接地工事を行います。

ロードヒーティングは、発熱線のみで施設し、発熱シートでの施設はできません

(JIS C 3651(ヒーティング施設の施工方法))によります。

選択肢2. 発熱線に電気を供給する電路の対地電圧は、300V以下とする。

問題文の内容通りです

 

発熱線に電気を供給する電路の対地電圧は、300V以下とします。

(電技解釈第195条より)

選択肢3. 金属被覆を有する発熱線を施設する場合は、発熱線の温度を120℃以下とする。

問題文の内容通りです

 

発熱線の温度は、80℃を超えないように施設しますが、道路・横断歩道橋・屋外駐車場に金属被覆のある発熱線を施設する場合は、発熱線の温度を120℃以下とすることができます

(電技解釈第195条より)

選択肢4. 発熱線などの施工中、随時、導通試験及び絶縁抵抗測定を行わなければならない。

問題文の内容通りです

 

発熱線等の施工中、随時、導通試験及び絶縁抵抗測定を行います。

(JIS C 3651(ヒーティング施設の施工方法)  6. 施工の6.1共通事項より)

参考になった数7

03

ロードヒーティングとは積雪によるアスファルト舗装部の凍結防止を目的とした電熱機器で、電気式の場合は電熱線を舗装の下に埋込み、通電して発熱させる仕組みとなります。

以下の選択肢から誤った記述を選択しましょう。

選択肢1. 金属被覆にD種接地工事を施した発熱シートを施設できる。

屋外駐車場に施設するロードヒーティングは電熱線を用いての施工となり、発熱シートは使用できません。よってこちらは誤りです。

選択肢2. 発熱線に電気を供給する電路の対地電圧は、300V以下とする。

ロードヒーティングの対地電圧は、300V以下と規定されていますので、こちらは正しいです。

選択肢3. 金属被覆を有する発熱線を施設する場合は、発熱線の温度を120℃以下とする。

こちらは正しいです。発熱線の種類によって温度は規程されていますが、120℃以下はどの種別にも対応しています。

選択肢4. 発熱線などの施工中、随時、導通試験及び絶縁抵抗測定を行わなければならない。

ロードヒーティングの電熱線は舗装の下に埋め込むため、施工後の試験測定結果による改修が困難な場合がありますので、施工中の段階で随時の導通試験及び絶縁抵抗測定は必須となります。よってこちらは正しいです。

参考になった数1