1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問34 (午前 ハ 問22)
問題文
ただし、高圧側の電路には低圧側の電路との混触時に1秒以下で自動的に遮断する装置が施設されているものとする。
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問34(午前 ハ 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、高圧側の電路には低圧側の電路との混触時に1秒以下で自動的に遮断する装置が施設されているものとする。
- 10Ω
- 15Ω
- 30Ω
- 60Ω
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この過去問の解説 (3件)
01
B種接地とは、変圧器の低圧側中性点に施される接地工事で、
高圧と低圧が混触した場合に感電や火災を防ぐために施設されます。
必要なB種接地抵抗値(Rb)は、
下記の式で求められ、それ以下になるように敷設しなければなりません。
Rb(Ω)<=接触電圧÷1線地絡電流
なお接触電圧は通常150Vですが、
1秒以内に自動遮断する装置が取り付けられていれば600Vに緩和できます。
(1秒超~2秒以内に自動遮断する場合は300V)
この設問では、1秒以下で自動遮断する装置が取り付けられているので600V、
そして一線地絡電流が10Aなので、
600÷10=60となり、60Ω以下であれば良いことになります。
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02
冒頭
「電気設備の技術基準とその解釈」上で、高圧受電設備の、変圧器の高圧側電路の1線地絡電流に対し、B種接地工事の接地抵抗値の最大値〔Ω〕を求める問題です。
「電技解釈第17条(接地工事の種類及び施設方法)」
【 第2項:B種接地工事
第1号:接地抵抗値は、表に規定する値以下とします。
接地工事を施す
変圧器の種類
変圧器の高圧側か特別高圧側の電路
と低圧側の電路との混触で、低圧電路
の対地電圧が150Vを超えた場合、
自動的に高圧か特別高圧の電路の
遮断装置を設ける場合の遮断時間
接地抵抗値
[Ω]
高圧または
35,000V以下の
特別高圧の
電路と低圧電路
を結合するもの
* Ig :変圧器の高圧側か特別高圧側の電路の1線地絡電流 [A]
問題では、Ig=10 [A]です。 】
問題部により、高圧側の電路には低圧側の電路との混触時に1秒以下で自動的に遮断するため、設置抵抗値は次のように求まります。
接地抵抗値=600/Ig=600/10=60 [Ω]
誤
計算の誤りでしょう。
誤
150/Igと誤った結果です。
誤
300/Igと誤った結果です。
正
冒頭解説どおりの計算結果です。
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03
「電気設備の技術基準とその解釈」からの出題でB種接地工事の接地抵抗値の最大値〔Ω〕を求める問題となります。
B種接地工事は高圧側の電路と低圧側電路との混触防止を目的とした接地工事であり、主に変圧器の中性点に用いられています。その接地抵抗値は以下のように規程されています。
・B種接地抵抗値=150÷(1線地絡電流の値)〔Ω〕‥①
※上記①式の”150”は対地電圧150Vの事であり、低圧側電路の電位が150Vを超えないような設定値となります。
また、B種接地抵抗値の緩和措置として自動遮断器を有した場合で、その遮断時間の設定値によって計算方法も変更となります。
【遮断時間が1秒を超え2秒以下の場合】
・B種接地抵抗値=300÷(1線地絡電流の値)〔Ω〕‥②
【遮断時間が1秒以下の場合】
・B種接地抵抗値=600÷(1線地絡電流の値)〔Ω〕‥③
問題文中に着目すると「混触時に1秒以下で自動的に遮断する装置が施設されているものとする」とあるので計算式は上記③式が該当します。
また、1線地絡電流は10Aとありますので、この電路のB種接地工事の接地抵抗値の最大値〔Ω〕は次のようになります。
・B種接地抵抗値=600÷10=60〔Ω〕
以上となります。
こちらが正しいです。
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