1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問38 (午前 ハ 問26)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問38(午前 ハ 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

駐車場管制設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 信号灯回路と検知回路は、同一の電線管を用いて配線する。
  • 車両検出方式には、ループコイル式、赤外線式及び超音波式がある。
  • ループコイルをスラブに埋設するので、鉄筋との離隔を0.05mとした。
  • 車路上に取り付ける信号灯の高さを、車路床面から器具下端で2.3mとした。

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この過去問の解説 (2件)

01

駐車場管制設備とは、駐車場を安全に利用できるように、

 満空状況の案内や誘導を行なうための設備のことです。
 

 車両の状況を把握するためのセンサーや制御盤、

  照明やゲート開閉機器の電源や分電盤など
  多種多様な電気設備が関係するため、

  関係する法規法令・設備基準を把握する必要があります。

選択肢1. 信号灯回路と検知回路は、同一の電線管を用いて配線する。

不適当な記述です。

 

 信号灯回路は電力線であり、信号線である検知回路と、同一の電線管に収めることはできません。

 

 並行して隣接すると、信号回路に電磁誘導により影響を与えたり、

  被覆の損傷などで信号回路に高電圧が印加される危険を避けるために

  規定されています。

選択肢2. 車両検出方式には、ループコイル式、赤外線式及び超音波式がある。

適正な記述です。

 

駐車場に出入りする車両を把握したり、駐車スペースの利用状況を把握するため、

 記述のような方式が用いられています。

 

なおループコイル方式とは電線をループ状に巻いて地中に埋め込み、

 車両が通過する際の磁界の変化を検知させる方法です。

選択肢3. ループコイルをスラブに埋設するので、鉄筋との離隔を0.05mとした。

適正な記述です。

 

ループコイルをスラブ(鉄筋コンクリートの床面)に埋め込む際には、

 誤動作や地絡事故の影響を抑えるために、鉄筋と接触させてはなりません。

 

 

選択肢4. 車路上に取り付ける信号灯の高さを、車路床面から器具下端で2.3mとした。

適正な記述です。

 

 車両の通行に問題が高さを確保する必要があり、適正です。

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02

駐車場管制設備に関する問題です。

選択肢1. 信号灯回路と検知回路は、同一の電線管を用いて配線する。

信号灯回路と検知回路は、別々の電線管を用いて配線する

 

検知器には、光線式、超音波式、ループコイル式があります。

信号灯回路は、AC 100 Vで、検出回路の制御電源とは電圧が異なるため、別々の電線管を通して配線します。

選択肢2. 車両検出方式には、ループコイル式、赤外線式及び超音波式がある。

問題文の内容通りです

 

検知器には、光線式検知器、超音波式検知器、ループコイル式検知器があります。

選択肢3. ループコイルをスラブに埋設するので、鉄筋との離隔を0.05mとした。

問題文の内容通りです

 

ループコイル式検知器は、ループコイルを車路に埋め込んでおき、自動車がこの上を通るとき、インダクタンスの変化を検出して、自動車通過信号を発生します。

 

ループコイルは、できるだけ浅く埋設すべきですが、コンクリートのひび割れなどの影響を考慮して、通常は 5 cmの深さに埋設し、鉄筋などの金属物からはできるだけ離隔しますが、離隔は 5 cm (0.05 m) 以上とします

 

なお、ループコイルとループコイル式検知器との配線の長さは、20 m以内とします。

選択肢4. 車路上に取り付ける信号灯の高さを、車路床面から器具下端で2.3mとした。

問題文の内容通りです

 

「駐車場法」では、【 建築物である路外駐車場の自動車の車路には、次の事項に適合する構造とします。

1) はり下の高さは、2.3 m以上とします

次項以降の、屈曲部、傾斜部の縦断勾こう配、傾斜部の路面の規定は省略します。 】

 

信号灯の取り付け場所は、車路の入口と出口に設け、取付け位置によって、天井吊り下げ形・壁付け形・床上据付け形を選定します。

車路の直上に取付けるときは、駐車場法の規定より、信号灯の設置では、灯器具下端が、車路面から 2.3 m以上の高さになるように設置します。

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