1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問44 (午前 ハ 問32)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問44(午前 ハ 問32) (訂正依頼・報告はこちら)
- 光ファイバは、光の屈折率の低いコア(中心部)とその外側の屈折率の高いクラッドから構成されている。
- マルチモード光ファイバは、シングルモード光ファイバと比較して、伝送損失が大きく長距離伝送に向かない。
- マルチモード光ファイバは、シングルモード光ファイバと比較して、伝送帯域が狭い。
- 光ファイバケーブルの損失には、光ファイバ固有の損失、曲がりによる放射損失、接続損失等がある。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
光ファイバケーブルに関する問題です。
誤
光ファイバは、光の屈折率の高いコア(中心部)とその外側の屈折率の低いクラッドから構成されている。
光ファイバケーブルは、石英ガラスかプラスチックでできた光ファイバ素線をナイロンで被覆した光ファイバ心線の複数を保護用シースで被覆したものです。
光ファイバは、光の屈折率の高いコア(中心部)とその外側の屈折率の低いクラッドから構成され、その表面をシリコン樹脂で被覆したものが、光ファイバ素線です。
正
問題の内容通りです。
光ファイバには次の種類があります。
1) マルチモード・ステップインデックス形
コア部分の屈折率が一定の構造。
2) マルチモード・グレーデッドインデックス形
コア内部の屈折率が中心から外に行くに従い、連続的に低くなる構造。
3) シングルモード形
コアの部分が極細で単一のモードで伝送され、分散がほとんどなく信号が伝えれる構造。
伝送損失はの比較は、下表から分かります。
伝送帯域
MHz・km
伝送損失
db/km
10000
以上
正
問題の内容通りです。
前問の表の伝送帯域によります。
正
問題の内容通りです。
光ファイバケーブルの損失には、以下のようなものがあります。
1) 接続損失
軸ズレ、角度ズレ、間隔不良、端面欠け、研磨不良などで起こる損失です。
2) レイリー散乱による損失
レイリー散乱は、製造の際の密度や不ぞろいで、コア内の微小な屈折率の揺らぎで、散乱光が生じてそれが入射端に一部戻るときの後方散乱光で、それを利用して光損失が算出できます。
3) 敷設張力による損失
光ファイバケーブル敷設時の張力が許容値を超えると伝送特性などに影響します。
また、一定以上の側圧によって生じる微妙な曲りで、伝送損失が増加します。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
02
光ファイバとは、石英ガラスや高性能プラスチックで作られた繊維で、
電気信号を光信号に変換して高速・大容量・長距離の送信を行なうケーブルです。
電磁気の影響を受けにくく、ノイズに強い特長があります。
不適当な記述です。
光ファイバのコア(Core)は光を伝える中心部で屈折率が高く、
クラッド(Clad)はその周りを覆う層でコアより屈折率が低くなっています。
この屈折率の違いを利用して、光をコア内でのみ反射させ、
効率的に伝送しています。
記述は、コアとクラッドの屈折率の関係を逆に述べており不適当です。
正しい記述です。
マルチモード光ファイバは、コアが太く、複数の光の経路を持ち、
シングルモード光ファイバは、コアが細く、光の経路が1つです。
このため記述されているようにマルチモード光ファイバでは、
モード分散と呼ばれる、光の到達時間がずれる現象が生じ、
伝送損失が大きくなるため、長距離伝送に向きません。
正しい記述です。
マルチモード光ファイバは、モード分散の影響のため、
シングルモードに比べ高周波通信し難い弱点があります。
伝送帯域とは、単位時間あたりに送れる情報量のことなので、
マルチモードの方が伝送帯域が狭いといえます。
正しい記述です。
光ファイバの損失は複数の要因から発生します。
代表的なものが記述されている以下のものです。
固有損失(材料による光の吸収・散乱)
曲げ損失による放射損失(強く曲げた際に光が外部へ漏れる損失)
接続損失(コネクタや融着部分での損失)
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問43)へ
令和7年度(2025年) 問題一覧
次の問題(問45)へ