1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問45 (午前 ニ 問1)
問題文
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問45(午前 ニ 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 給気口は、冷却塔から離した位置に設ける。
- 排気口と給気口は、互いに短絡しない位置に設ける。
- 煙突からの排気が冷却塔に流れ込まないように十分に離す。
- 給気口は、できるだけ低い位置に設ける。
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この過去問の解説 (2件)
01
事務所ビルにおける給気又は排気に関する問題です。
正
問題の内容通りです。
建築基準法施行令第129条の2の6では、以下のように規定されています。
【 冷却塔の構造に応じ、建築物の他の部分までの距離を国土交通大臣が定める距離以上とします。 】
冷却塔から離した位置に給気口を設ける理由は、レジオネラ症対策の1つです。
冷却塔中にじん埃が混入でレジオネラ菌の繁殖場となりやすい環境にあるため、給気口を遠くに設けてじん埃などが混入しないようにします。
正
問題の内容通りです。
給気口や外気取り入れ口は、煙突や排気口とはできるだけ離した位置とします。
また、法令では、以下のように定められています。
建築基準法施行令第129条の2の5には、以下のように規定されています。
【 排気口は、給気口より高い位置に設け、常時開放された構造とします。 】
正
問題の内容通りです。
煙突からの排気を冷却塔が吸い込むことで次の問題が起こります。
1) レジオネラ症対策
細菌などの微生物やじん埃などが日光によって繁殖し、レジオネラ菌の繁殖場となりやすい環境を作ります。
2) 腐食障害
排気中の二酸化硫黄の溶解によって、冷却水が酸性となり、冷却塔内部の腐食の原因となります。
3) 冷却効果の低下
直近の排ガスを吸い込んだ場合は、排ガスの熱によって、冷却塔の効果が低下します。
ただし、冷却塔と煙突出口がすぐ側にあって、排ガスの熱が十分熱いケースの場合です。
誤
給気口は、居室の天井の高さの 1/2 以下の高さに設ける。
建築基準法施行令第129条の2の5には、以下のように規定されています。
【 給気口は、居室の天井の高さの 1/2 以下の高さの位置とし、常に外気に開放された構造とします。 】
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02
事務所ビルにおける給気口・排気口の配置に関する設問です。
給気・排気の計画では、汚染空気の再吸込み(短絡)を防ぐを防ぐことや
外気の清浄性を維持確保することが必要になります。
正しい記述です。
冷却塔からは、温かく湿った空気や水滴が放出されます。
暖かく湿った空気を取り込むと、室内の冷房効率を下げますし、
水滴には細菌が含まれる場合があり、感染症拡大の原因となり得ます。
(レジオネラ菌による肺炎感染などの過去例があります)
正しい記述です。
排気された空気を、給気してしまう状態を短絡といいます。
短絡すると冷暖房の効率が下がり、室内の清浄性が悪化するため、
排気口と給気口を、離れた位置に設置する必要があります。
正しい記述です。
煙突からの排熱が冷却塔に流れ込むと、冷房効率が下がるため、
十分な距離を取る必要があります。
不適当な記述です。
低い位置の空気は、砂埃や排気ガスなどを含むことが多いため、
給気口は地上からある程度高い位置で、汚染源から離して設置するのが原則です。
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