1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問70 (午後 ハ 問3)
問題文
「支持点A及びBから垂直に下ろした線上で、弛度dに等しい点A0及びB0を定め、A0及びB0点の見通し線上に電線の接線を観測する弛度観測法」
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問70(午後 ハ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
「支持点A及びBから垂直に下ろした線上で、弛度dに等しい点A0及びB0を定め、A0及びB0点の見通し線上に電線の接線を観測する弛度観測法」
- 等長法
- 異長法
- 追出し角度法
- 水平弛度法
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この過去問の解説 (2件)
01
架線工事における緊線弛度dの測定方法に関する問題です。
正
等長法は、支持点A,Bから垂直に下ろした線によって、弛度dに等しい点A0,B0を定め、見通し線A0-B0上に、電線の接線を合致させる方法です。(下図参照)
ここで、A-A0=d、B-B0=dです。
問題文
「支持点A及びBから垂直に下ろした線上で、弛度dに等しい点A0及びB0を定め、A0及びB0点の見通し線上に電線の接線を観測する弛度観測法」
誤
異長法は、a,b,dの長さが異なるため等長法が使えないときに使用する方法です。
次の計算式から、dを求めます。
√a+√b=2√d
誤
角度法は、異長法と測定原理は同じで、見通し線上に電線の接線を合致させた線 A0-B0と水平線 A0-H0 間の角度θを求める方法で、下記の計算しいから求めます。
tanθ=(h+a-b)/S
誤
水平弛度法は、電線の支持点Aから、電線の接線となる水平線 AH-BH との距離 dLを測定する方法で、電線の最下部が、S/3<S1<(2/3)Sの範囲のときに有効です。
dL=d×(1-h/(4d))2
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02
架線工事の弛度(たるみ)の測定方法に関する問題となります。
問題で与えられた文章から緊線弛度dの測定方法を選択する形となります。
主な測定方法は以下となります。
・等長法
・異長法
・追出し角度法
・水平弛度法
問題文冒頭に支持点A及びBから垂直に下ろした線の長さが等しいとあるのでこちらのワードから答えを推測する事も可能と言えます。各選択肢を見ていきましょう。
等長法は支持点A及びBから垂直に下ろした線上から曲線の最低点の長さを弛度としています。図を見ると支持点A及びBの長さは等しいのでこの観測方法は等長法と言えます。よってこちらは正しいです。
異長法は支持点A及びBから垂直に下ろした線が異なります。図を見ると支持点A及びBの長さは等しいので異長法は該当しません。よってこちらは誤りです。
追出し角度法は支持点A及びBから垂直に下ろした線が異なります。図を見ると支持点A及びBの長さは等しいので追出し角度法は該当しません。よってこちらは誤りです。
水平弛度法は支持点A及びBから垂直に下ろした線が異なります。図を見ると支持点A及びBの長さは等しいので水平弛度法は該当しません。よってこちらは誤りです。
詳細な計算式などもありますが、観測方法だけを問われているので言葉尻から回答を得る事もテクニックの一つです。
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