1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問75 (午後 ハ 問8)
問題文
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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問75(午後 ハ 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
- マンホールでの光ファイバ心線相互の接続は、圧着接続工法で行い、クロージャに収容した。
- ノンメタリックケーブルを使用したので、電力ケーブルと並行して敷設した。
- 管路内への光ファイバケーブルの通線は、ケーブルの先端にプーリングアイを用いて施工した。
- 光ファイバケーブルの被覆の除去後、光ファイバの外表面をアルコールで清掃した。
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この過去問の解説 (2件)
01
光ファイバケーブルの施工に関する問題です。
誤
マンホールでの光ファイバ心線相互の接続は、コネクタ接続工法で行い、クロージャに収容した。
光ファイバケーブル相互素線の接続法には、
1) 永久的接続の融着接続(圧着接続)
2) 固定接続(スプライス)と機器のケーブル端末部の接続に行うコネクタ接続
があります。
融着接続作業は、湿度の高い場所を避け、じんあいの少ない場所で行います。
マンホール内では湿度が高い場所があり、塵埃も多いため、融着接続作業は避けるべきです。
なお、コネクタ接続では、ファイバ端面を研磨して突き合わせ、端面の取扱いに注意して接続します。
正
問題の内容通りです。
金属製通信線の近くを電力ケーブルが敷設されていると、電力線から電磁界が出て通信線に異常電圧などで通信障害が起こることがあります。
ノンメタリックケーブルの場合は、金属部がないたに誘導障害の恐れはありません。
正
問題の内容通りです。
電路内に光ファイバケーブルを通すときは、ケーブルの先端にプーリングアイを接続し、牽引ワイヤ引っ掛けて、ケーブル全体を管内に引き込みます。
プーリングアイは、光ケーブルや電力ケーブルの施設時に、作業を容易にするための先端金具です。
正
問題の内容通りです。
光ファイバケーブルの被覆の除去後、ファイバー端面に粒子が残ると、ガラス表面傷・レーザーシステムの不安定性・ファイバーコア間位置ずれなどが起こり、光学システム間の光伝送中断などの問題が生じます。
そのために、光ファイバークリーニングを行いますが、その手順として下記のように行います。
・コネクタクリーニング前に、光ファイバケーブルを両端から外します。
・レーザー光源をすべてオフにします。
・手袋を使用し、アルコールを洗浄溶媒として、清掃します。
・注意点として、クリーニングの際に、コネクタの端面に触れないようにします。
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02
光ファイバケーブルの施工に関する注意点は以下となります。
・ケーブル敷設時の曲げ半径(許容曲げ半径はケーブル外径の10~20倍)
・ケーブル敷設時の留意点(ねじれの防止、過度な張力を与えないなど)
・光ケーブルの牽引(牽引時のプーリングアイ、撚り戻し金物の使用など)
・ケーブルの余長(再接続を考慮しての1m~2mの余長の必要性)
・光ファイバーの接続(融着接続、メカニカルスプライス法、コネクタ法など)
以上を踏まえた上で、以下から誤った記述を選択しましょう。
マンホールでの光ファイバ心線相互の接続にはクロージャ内での融着接続工法が適切な作業と言えます。マンホール内は高湿度で浸水の恐れがあるので防水仕様のクロージャが必須となります。文中では圧着接続となっているためこちらは誤りです。
ノンメタリックケーブルは素材に銅などの金属体を使用していないため、雷や電力線からの電磁誘導の干渉がないので電力ケーブルと並行して敷設することが出来ます。よってこちらは正しいです。
プーリングアイとは牽引する際にケーブルの端末に取り付ける金具を言い、通線時に過度な張力がケーブルにかからないようにする事が目的の一つとなります。よってこちらの記述は正しいです。
光ファイバケーブルの被覆の除去後、剥き出しになったケーブルに埃やゴミが付着した状態で融着を行うと損失が発生してしまう恐れがありますので、除去後のアルコールでの作業は正しい作業と言えます。
マンホール内での光ファイバ心線相互の接続は致し方ない場合を除いて極力避けた方が良いので、施工計画段階から考慮していきましょう。
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