1級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問76 (午後 ハ 問9)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問76(午後 ハ 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

現場打ちマンホールの施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 根切り深さの測定には、精度を高めるためにレーザ鉛直器を用いた。
  • 底面の砂利は、隙間がないように敷き、振動コンパクタで十分締め固めた。
  • マンホールを正確に設置するため、捨コンクリートを打ち、その表面に墨出しを行った。
  • マンホールに管路を接続後、良質の根切り土を使用し、ランマで締め固めながら埋め戻した。

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この過去問の解説 (2件)

01

現場打ちマンホールの施工に関する問題です。

選択肢1. 根切り深さの測定には、精度を高めるためにレーザ鉛直器を用いた。

根切り深さの測定には、精度を高めるためにオートレベルを用いた

 

オートレベルは「高低差」を測定する機器で、オートレベルは、建築・土木現場で、地面の高低差や水準の測定に用いられる機器です精度は高くありませんが、現場の根切り深さの測定には高精度は必要ありません。

 

レーザー鉛直器はレーザー光を照射して垂直線を正確に墨出し・確認するための測量機器で、高精度で、建物や構造物の垂直出し・基礎工事・鉄骨組立時の基準線設定に用いられます。

選択肢2. 底面の砂利は、隙間がないように敷き、振動コンパクタで十分締め固めた。

問題の内容通りです

 

現場打ちマンホールの底面の砂利敷き込みは、隙間ができないように敷き広げます。

また、地盤の支持力を確保し、沈下を防ぐために、振動コンパクタを使って、十分に締め固めます。

選択肢3. マンホールを正確に設置するため、捨コンクリートを打ち、その表面に墨出しを行った。

問題の内容通りです

 

捨てコンクリートは、建築物の基礎工事では地盤を平滑に整えるため、最初に打設される薄いコンクリート層で、地盤面の凹凸を埋めて平滑な作業面を作り出すことが主な目的です。

マンホールを設置後は、基礎の正確な位置決めと安定のために、捨てコンクリートを打って、表面には位置などが分かるように隅出しを行います。

選択肢4. マンホールに管路を接続後、良質の根切り土を使用し、ランマで締め固めながら埋め戻した。

問題の内容通りです

 

マンホールに管路を接続して完成した後は、掘削した部分に土を戻して固める作業が行われ(埋戻し)、地盤の安定性を保つ作業で、層ごとに土を固めながら戻して、マンホールを埋め戻します。

埋め戻しには根切り土を使い、小規模な埋め戻し部分は、地盤を突き固める小型機械ランマを使って締固めます。

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02

現場打ちマンホールとはその名の通り、現場で基礎組みを行いコンクリート打設までをすべて現場で行う工法となります。

マンホールは工場製作が一般的ですが、現場によっては運搬が困難だったり、地形上製作品が使用できない場合などに活用されています。

以下の選択肢から誤った記述を選択しましょう。

選択肢1. 根切り深さの測定には、精度を高めるためにレーザ鉛直器を用いた。

根切り深さの測定にはレベル計(水平器)を使用します。レーザ鉛直器は高さの測定ではなく、距離(長さ)を測定する器械となります。よってこちらは誤りです。

選択肢2. 底面の砂利は、隙間がないように敷き、振動コンパクタで十分締め固めた。

マンホール底面部の砂利敷均しは振動コンパクタを使用して十分締め固める事が基本となります。よってこちらは正しいです。

もし締固めを怠ってしまうと、地盤地下等が発生してしまう恐れがあります。

選択肢3. マンホールを正確に設置するため、捨コンクリートを打ち、その表面に墨出しを行った。

掘削した箇所にそのままマンホールを設置してしまうと、高さの調節が困難となってしまうため捨コンクリートをあらかじめ掘削部に流し込むでスムーズな墨出しを行うことが出来ます。よってこちらは正しいです。

選択肢4. マンホールに管路を接続後、良質の根切り土を使用し、ランマで締め固めながら埋め戻した。

管路敷設後の埋戻し土は山砂や真砂土などの良質な土が適切と言えます。理由として石などが混じった土で埋戻しをして締め固めを行うと管路が潰れる恐れがあり、入線が困難となってしまいます。なので埋戻しの際は石などを取り除いた良質な根切り土を使用することが重要です。よってこちらは正しいです。

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