1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問4 (電気工学(基礎計算) 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問4(電気工学(基礎計算) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

内部抵抗rv、最大目盛が1Vの電圧計に、直列抵抗器Rm1,Rm2を図のように接続して測定範囲を拡大した。b及びcの端子で測定した場合のそれぞれの電圧計の最大指示値Vb及びVcの値〔V〕の組合せとして、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • Vb:3V  Vc:5V
  • Vb:3V  Vc:10V
  • Vb:5V  Vc:10V
  • Vb:5V  Vc:15V

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、電圧計そのものに流れる"最大目盛時の電流"を求めることがポイントです。

選択肢2. Vb:3V  Vc:10V

電圧計の内部抵抗rv=2000〔Ω〕、最大目盛が1〔V〕なので、最大目盛時に流れる電流をI〔A〕とすると、

 

I=V/R=1/2000=0.0005〔A〕

 

となり、この電流が流れたときに電圧計が最大目盛を示すことを利用して、b及びcそれぞれの端子で測定できる最大電圧を求めます。

 

●b端子で測定した場合

b端子から「+」端子までを見ると、直列抵抗器Rm1​=4000〔Ω〕と電圧計の内部抵抗rv=2000〔Ω〕が直列に接続されていることから、合成抵抗:Rbとすると

 

Rb=4000+2000=6000〔Ω〕

 

最大目盛時の電流が0.0005〔A〕であることから、

 

Vb=IRb=0.0005×6000=3〔V〕

 

●c端子で測定した場合

c端子から「+」端子までを見ると、直列抵抗器Rm1​=4000〔Ω〕、Rm2​=14000〔Ω〕、電圧計の内部抵抗rv=2000〔Ω〕が直列に接続されていることから、合成抵抗:Rcとすると

 

Rc=4000+14000+2000=20000〔Ω〕

 

最大目盛時の電流が0.0005〔A〕であることから、

 

Vc=IRc=0.0005×20000=10〔V〕

 

 

以上より、Vb=3〔V〕,Vc=10〔V〕

となります。

 

まとめ

電圧計の測定範囲を広げる場合は、電圧計に"直列抵抗器(倍率器)"を接続します。図のように接続した場合、使用する端子を変えることによってどの直列抵抗器が回路に含まれるかが変化するという点を押さえておきましょう。

参考になった数6