1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問7 (電力・電気機器 問1)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問7(電力・電気機器 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す汽力発電の熱サイクルの名称として、最も適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 再生サイクル
  • 再熱サイクル
  • 再熱再生サイクル
  • ランキンサイクル

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この過去問の解説 (1件)

01

汽力発電に用いられる熱サイクル(蒸気サイクル)を見分けるときには”蒸気タービンを出た蒸気や、タービンの途中から取り出した蒸気がどこへ送られているか”がポイントです。

選択肢1. 再生サイクル

正しいです。

再生サイクルは蒸気タービンから抽出した蒸気の熱を利用して、ボイラに送る前の給水加熱器で給水をあらかじめ加熱する方式です。これにより復水器での損失が減少し、ボイラで必要となる加熱量が減るため、発電設備全体の熱効率が向上します。

選択肢2. 再熱サイクル

誤りです。

再熱サイクルは蒸気タービンである程度膨張させた蒸気を、タービンの途中でボイラの再熱器に戻して加熱し、再度タービンで膨張させる方式です。これによりタービン熱効率が向上します。

図では、蒸気タービンから抽出した蒸気を再加熱して蒸気タービンへ戻す経路がありません。

選択肢3. 再熱再生サイクル

誤りです。

再熱再生サイクルは大容量汽力発電所のほとんどで採用されている、再熱サイクルと再生サイクルを組み合わせた方式です。

図では給水加熱器による再生は行われていますが、蒸気をボイラの再熱器で再加熱して蒸気タービンへ戻す設備がありません。

 

選択肢4. ランキンサイクル

誤りです。

ランキンサイクルは汽力発電所の基本となる、ボイラ➡蒸気タービン➡復水器➡給水ポンプ➡ボイラという構成の熱サイクルです。

図では給水加熱器があり、蒸気タービンから抽出した蒸気で給水を加熱していることから、単純なランキンサイクルではありません。

まとめ

図にある”給水加熱器”を見つけることが最大のポイントです。

ランキンサイクルを基本構成として、

再生サイクル:タービンから蒸気を取り出す➡給水加熱器で給水を加熱する

再熱サイクル:タービンから蒸気を取り出す➡ボイラの再熱器で再び加熱する➡蒸気タービンへ戻す

再生再熱サイクル:上記の両方が組み合わさっている

という特徴を押さえておきましょう。

 

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