1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問43 (電気設備 問31)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問43(電気設備 問31) (訂正依頼・報告はこちら)

道路施設の連続照明(ポール照明方式)における性能の確認に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 平均路面輝度は、逐点照度から算出した平均路面照度を、平均照度換算係数で除し、これに保守率を乗じた値が規定値以上であること。
  • 総合均斉度は、灯具位置、間隔、高さ、取付角度等から逐点法による輝度計算によって得られた値が規定値以上であること。
  • 視機能低下グレアは、灯具位置、間隔、高さ、取付角度等から相対閾値増加の計算によって得られた値が規定値以上であること。
  • 誘導性は、運転者に対する光学的誘導効果について、灯具の配置が道路線形に合っていることを目視で確認すること。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、道路施設の連続照明(ポール照明方式)における性能確認方法の正誤を問うものです。

 

連続照明(ポール照明方式):道路に沿ってポールを連続的に設置し、路面を均一に照らす照明方式です。 

性能確認には、平均路面輝度・均斉度・グレア・誘導性などの項目があります。

 

選択肢をひとつずつ確認していきましょう。

選択肢1. 平均路面輝度は、逐点照度から算出した平均路面照度を、平均照度換算係数で除し、これに保守率を乗じた値が規定値以上であること。

平均路面輝度は、逐点照度から算出した平均路面照度を、平均照度換算係数で除し、これに保守率を乗じた値が規定値以上であること。

平均路面輝度を求める際、現場で測定しやすい「照度」から「輝度」に換算するため、平均路面照度を平均照度換算係数で「除する(割る)」のが正しい計算手順です。

得られた値に経年劣化等を見込んだ保守率を乗じた値が、規定値以上であることを確認します。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢2. 総合均斉度は、灯具位置、間隔、高さ、取付角度等から逐点法による輝度計算によって得られた値が規定値以上であること。

総合均斉度は、路面上の最低輝度と平均輝度の比を示す指標です。

灯具の位置・間隔・高さ・取付角度などのパラメータをもとに逐点法による輝度計算を行い、得られた値が規定値以上であることを確認します。

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢3. 視機能低下グレアは、灯具位置、間隔、高さ、取付角度等から相対閾値増加の計算によって得られた値が規定値以上であること。

視機能低下グレアは、灯具位置、間隔、高さ、取付角度等から相対閾値増加の計算によって得られた値が規定値以上であること。 

視機能低下グレア(不能グレア)は、ドライバーの視界を妨げる「まぶしさ」を相対閾値増加(TI値)によって評価するものです。

まぶしさは少ないほど安全であるため、計算によって得られたTI値は規定値「以下」であることを確認しなければなりません。

「以上」としている点が誤りです。 

 

したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。

選択肢4. 誘導性は、運転者に対する光学的誘導効果について、灯具の配置が道路線形に合っていることを目視で確認すること。

誘導性とは、運転者が前方の道路線形を視覚的に把握できるかを示す性能です。

灯具の配置が道路の曲線・交差点などの線形に沿っているかを目視で確認する方法が規定されており、計算では評価しません。

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

まとめ

連続照明の性能確認に関する主要なポイントをまとめると、

 

・平均路面輝度:平均路面照度を平均照度換算係数で除して算出し、保守率を乗じた値が規定値以上であることを確認 

・総合均斉度:逐点法による輝度計算で規定値以上であることを確認 

・視機能低下グレア:相対閾値増加(TI値)の計算で規定値以下であることを確認 

・誘導性:灯具配置が道路線形に合っているかを目視で確認

 

です。

 

覚えておきましょう。

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