1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問45 (関連工学(機械・土木・建築) 問1)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問45(関連工学(機械・土木・建築) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

空気調和設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 定風量単一ダクト方式は、間仕切り変更や負荷の増加に対応しやすい。
  • 定風量単一ダクト方式は、送風量が一定のため、安定した空気質や気流分布を確保できる。
  • 変風量単一ダクト方式は、送風量を室ごとに変化させることにより負荷変動に対応する。
  • 変風量単一ダクト方式は、負荷変動に応じて送風量を制御するため、搬送エネルギーを低減できる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、空気調和設備のダクト方式(定風量単一ダクト方式と変風量単一ダクト方式)の特徴に関する正誤を問うものです。

各方式の基本的な特徴は以下の通りです。 

 

・定風量(CAV)方式:常に一定の風量を送る方式。 

・変風量(VAV)方式:室内の負荷(温度変化など)に応じて送風量を変化させる方式。

 

選択肢をひとつずつ確認していきましょう。

選択肢1. 定風量単一ダクト方式は、間仕切り変更や負荷の増加に対応しやすい。

定風量単一ダクト方式(CAV)は、中央の空調機から一定の風量・温度の空気を広範囲の各室にまとめて送るため、
個別の部屋の負荷変動や、間仕切りの変更による細かなゾーニングの変更には柔軟に対応できません。

個別制御や負荷変動への対応に優れているのは変風量単一ダクト方式(VAV)などです。 

 

したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。

選択肢2. 定風量単一ダクト方式は、送風量が一定のため、安定した空気質や気流分布を確保できる。

定風量単一ダクト方式は、常に一定の風量(新鮮な空気)を室内に供給し続けるため、換気量の確保が容易であり、
室内の気流分布や空気質(清浄度)を安定して保つことができます。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢3. 変風量単一ダクト方式は、送風量を室ごとに変化させることにより負荷変動に対応する。

変風量単一ダクト方式(VAV)は、各室やゾーンのダクト系統に設けたVAVユニット(風量調節装置)によって送風量を個別に変化させることで、室内の熱負荷変動(日当たりや在室人数の変化など)に対応します。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢4. 変風量単一ダクト方式は、負荷変動に応じて送風量を制御するため、搬送エネルギーを低減できる。

変風量単一ダクト方式は、室内の負荷が小さい(冷暖房があまり必要ない)時には送風量を減らすことができるため、送風機(ファン)を回す動力を削減でき、搬送エネルギーの省エネルギー化を図ることができます。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

まとめ

空気調和設備の各方式の主要なポイントをまとめると、

 

・定風量単一ダクト方式(CAV):風量が一定。空気質や気流分布は安定するが、個別制御や間仕切り変更には対応しにくい。

・変風量単一ダクト方式(VAV):負荷に応じて風量を変化させる。個別制御に対応しやすく、送風機の搬送エネルギーを低減できる。

 

です。

 

覚えておきましょう。

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