1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問46 (関連工学(機械・土木・建築) 問2)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問46(関連工学(機械・土木・建築) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物に設ける高置水槽方式の飲料用受水槽に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 清掃のため、受水槽底部に1/100程度の勾配を設けた。
  • オーバーフロー管は、害虫が侵入しないように排水管に直結した。
  • 保守点検用のマンホールは、直径60cmの円が内接するものを設けた。
  • 保守点検するもの以外の者が開閉しないように、マンホールは施錠できるものを設けた。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、建築物に設ける飲料用受水槽の構造や設置基準に関する正誤を問うものです。

受水槽や高置水槽は、飲料水の安全と衛生を保つために厳密な構造基準が定められています。

 

選択肢をひとつずつ確認していきましょう。

選択肢1. 清掃のため、受水槽底部に1/100程度の勾配を設けた。

受水槽内の清掃時や水抜き時に、水や汚れが残らずスムーズに排出されるよう、底部には水抜管に向かって1/100程度の勾配を設ける必要があります。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢2. オーバーフロー管は、害虫が侵入しないように排水管に直結した。

飲料用水槽のオーバーフロー管や水抜管を、一般の排水管(汚水管や雑排水管など)に直結することは、下水からの悪臭の侵入や、排水が逆流した際の飲料水汚染を防ぐため厳格に禁止されています。

必ず排水口との間に空間(排水ホッパーなど)を設ける、間接排水としなければなりません。

害虫の侵入防止には、直結するのではなく、管の先端に防虫網を設置して対策します。 

 

したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。

選択肢3. 保守点検用のマンホールは、直径60cmの円が内接するものを設けた。

受水槽の点検や清掃作業のために人が安全に出入りできるよう、マンホールは直径60cmの円が内接する(直径60cm以上の)大きさとすることが規定されています。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です

選択肢4. 保守点検するもの以外の者が開閉しないように、マンホールは施錠できるものを設けた。

飲料水の水質保全や防犯対策(いたずらや異物混入等の防止)の観点から、マンホールのふたは無関係の者が容易に開けられないよう、施錠(鍵掛け)できる構造にする必要があります。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

まとめ

飲料用受水槽の構造に関する主要なポイントをまとめると、

 

・底部勾配:清掃・水抜き用に1/100程度の勾配を設ける 

・オーバーフロー管、水抜管:汚染を防ぐため排水管には直結せず間接排水とし、先端に防虫網を設ける 

・マンホール:点検用に直径60cm以上とし、衛生管理のため施錠できる構造とする

 

です。

 

覚えておきましょう。

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