1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問50 (関連工学(機械・土木・建築) 問6)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問50(関連工学(機械・土木・建築) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄道線路の軌道構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 路盤とは、軌道を支えるための構造物をいう。
  • バラスト軌道とは、道床に砂利や砕石を用いた軌道をいう。
  • スラブ軌道とは、現場打ちコンクリートによりスラブを構築したものである。
  • 道床とは、荷重を路盤に分散させ衝撃を吸収し、まくらぎを保持し、レール座屈を防止するものである。

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この過去問の解説 (1件)

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この問題は、鉄道線路の軌道構造(レール、まくらぎ、道床、路盤など)に関する基本的な用語や特徴の正誤を問うものです。

軌道構造の各要素の役割と工法について確認していきましょう。

選択肢1. 路盤とは、軌道を支えるための構造物をいう。

路盤(ろばん)は、道床(バラスト等)や軌道全体を直接支持し、列車から伝わる荷重を広く地盤に伝えるための土工・構造物(盛土や切土などの基盤)のことです。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢2. バラスト軌道とは、道床に砂利や砕石を用いた軌道をいう。

バラスト軌道は、レールの下の道床(どうしょう)として、砂利や砕石(バラスト)を敷き詰めた最も一般的な軌道構造です。建設費が安く、補修も比較的容易という特徴があります。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢3. スラブ軌道とは、現場打ちコンクリートによりスラブを構築したものである。

スラブ軌道は、まくらぎや道床の代わりに、工場で前もって製造されたコンクリート製の板(プレキャストコンクリートスラブ)を現場に運び込んで敷設する構造です。

品質を安定させるため工場製品を使用しており、現場打ちコンクリート(現場で型枠を組んで直接コンクリートを流し込む工法)によってスラブを構築するとしている点が誤りです。 

 

したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。

選択肢4. 道床とは、荷重を路盤に分散させ衝撃を吸収し、まくらぎを保持し、レール座屈を防止するものである。

道床(バラストなど)には、列車からの大きな荷重を分散させて路盤に伝える役割や、振動・衝撃の吸収、まくらぎを縦横からしっかり固定してレールのゆがみや座屈(温度上昇によるレールの曲がり)を防ぐという重要な役割があります。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

まとめ

鉄道の軌道構造に関する主要なポイントをまとめると、

 

・路盤:軌道全体を支える土台(土工・構造物) 

・道床:荷重の分散、衝撃吸収、まくらぎの保持、レール座屈の防止を担う 

・バラスト軌道:道床に砂利や砕石を用いる一般的な方式 

・スラブ軌道:工場で製造されたコンクリート板(プレキャストコンクリート)を用いる方式であり、現場打ちではない

 

です。

覚えておきましょう。

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