1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問58 (施工管理法(応用能力) 問4)
問題文
図に示すネットワーク工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、◯内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、日数は所要日数を示す。
ただし、◯内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、日数は所要日数を示す。
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問題
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1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問58(施工管理法(応用能力) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
図に示すネットワーク工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ただし、◯内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、日数は所要日数を示す。
ただし、◯内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、日数は所要日数を示す。
- クリティカルパスの日数(所要工期)は、32日である。
- 作業Gのフリーフロート(自由余裕時間)は、1日である。
- イベント⑧の最遅完了時刻は、24日である。
- 作業Dを1日短縮すると、工期を1日短縮できる。
- イベント⑥の最早開始時刻は、イベント④の最早開始時刻より1日遅い。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、アロー型ネットワーク工程表における各イベントの最早開始時刻、最遅完了時刻、余裕時間(フロート)やクリティカルパスの計算に関する正誤を問うものです。
まずはネットワーク図から、各ノード(イベント)の「最早開始時刻(一番早く着手できる日)」を計算してみましょう。
・①:0
・②:0+4(A)=4
・③:4(②)+4(B)=8
・④:8(③)+5(D)=13
・⑤:4(②)+10(E)=14
・⑥:上のルート4(②)+9(C)=13ですが、ダミールート⑤(14)→⑥(0)があるため、遅い方に合わせて14となります。
・⑦:13(④)+7(F)=20
・⑧:上のルート20(⑦)+4(I)=24、下のルート14(⑤)+7(G)=21なので、遅い方に合わせて24となります。
・⑨:14(⑥)+6(H)=20
・⑩:上のルート24(⑧)+5(J)=29、下のルート20(⑨)+8(K)=28なので、遅い方に合わせて29となります。
・⑪:29(⑩)+3(L)=32
これらを踏まえ、選択肢をひとつずつ確認していきましょう。
上記の計算の通り、全体の所要日数は一番時間がかかる経路(①→②→③→④→⑦→⑧→⑩→⑪)の合計である32日となります。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
フリーフロート(FF)は、
後続作業の最早開始時刻 − 自身の最早開始時刻 − 自身の所要日数
で求めます。
作業Gは⑤から⑧に向かう作業です。
・イベント⑧の最早開始時刻:24
・イベント⑤の最早開始時刻:14
・作業Gの所要日数:7 24 − 14 − 7 =3日となります。
1日としている点が誤りです。
したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。
最遅完了時刻は、ゴール(32日)から逆算して求めます。
⑪(32) − L(3) − J(5) = 24日
イベント⑧までに24日目で完了していれば、全体の工期(32日)に影響を与えません。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
作業Dは、全体の工期を決定づける最長経路(クリティカルパス:A→B→D→F→I→J→L)上の作業です。
クリティカルパス上の作業を短縮すれば、そのまま全体の工期も短縮されます。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
最初の計算の通り、イベント⑥の最早開始時刻はダミーの影響を受けて14です。
イベント④の最早開始時刻は13です。
14 − 13 = 1日となり、確かに1日遅くなっています。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
ネットワーク工程表の主要なポイントをまとめると、
・最早開始時刻:前から足し算していく。合流点は大きい(遅い)方の数値を選ぶ。
・最遅完了時刻:後ろから引き算していく。合流点は小さい(早い)」方の数値を選ぶ。
・フリーフロート:次の作業を一番早く始めても、なお余る時間。(後続の最早 − 自身の最早 − 所要日数)
です。
覚えておきましょう。
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