1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問60 (施工管理法(応用能力) 問6)
問題文
品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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問題
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1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問60(施工管理法(応用能力) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 起こり得る不適合又はその他の起こり得る望ましくない状況の原因を除去することは予防処置である。
- 要求する品質とその品質を作り出すために必要な原価とのバランスが重要である。
- チェックシートを用い、施工不良の内容、発生件数等を分析するため、パレート図が活用できる。
- 作業員に作業日程を周知徹底し実作業にあたらせることで、施工上の品質管理は十分といえる。
- 資材は誤って使用しないように材料名の表示をして整理整頓することは、作業改善のための品質管理といえる。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、建設工事における「品質管理」の基本原則やQC手法(品質管理手法)に関する正誤を問うものです。
予防処置の定義としては正しい記述となるため、不適当なものを選ぶこの問題では正解にはなりません。
選択肢をひとつずつ確認していきましょう。
不具合(不適合)が実際に起きる前に、その原因になりそうな要素をあらかじめ予測して取り除くことを予防処置といいます。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
品質管理において、ただ過剰に高品質なものを追求すればよいわけではありません。
発注者が求める品質(要求品質)を満たしつつ、それを予算内(原価)で実現するためのバランスを取ることが非常に重要です。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
品質管理の代表的な手法(QC7つ道具)の記述です。現場でチェックシートを用いて集めた不良件数のデータを、多い順に棒グラフで並べ、その累積比率を折れ線グラフで表した「パレート図」を作成することで、重点的に対策すべき不良項目を一目で分析できます。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
作業日程(スケジュール)を周知徹底することは工程管理としては重要ですが、それだけで品質管理が十分とはいえません。
品質を確保するためには、正しい作業手順や品質基準の周知、材料の確認、施工状況のチェックなど、総合的な管理体制(PDCAサイクル)が必要です。
したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。
現場の整理・整頓・清掃(5S活動など)を徹底し、材料名を見やすく表示することは、作業員の勘違いによる材料の誤使用(ヒューマンエラー)を防ぐことに直結するため、立派な品質管理活動といえます。
したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。
品質管理の基本に関する主要なポイントをまとめると、
・予防処置:起きる「前」に原因を除去すること。(起きた「後」は是正処置)
・品質と原価:要求品質とコストのバランスが最重要。
・パレート図:不良件数などを多い順に並べ、重点課題を見つけるためのグラフ。
・品質管理の基本:日程を伝えるだけでは不十分。手順や基準の徹底が必要。
です。
覚えておきましょう。
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