1級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)
問81 (法規 問5)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年) 問81(法規 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

架空電線の敷設に関する記述として、「有線電気通信法」上、誤っているものはどれか。
ただし、工事上やむを得ない場合を除くものとする。
  • 横断歩道橋の上の架空電線の高さが、その路面から2.5mであるもの
  • 道路上の架空電線の高さが、横断歩道橋の上にある部分を除き、路面から5.0mであるもの
  • 架空電線と他人の建造物との離隔距離が40cmであるもの
  • 架空電線が架空高圧強電流ケーブルと交差する場合において、架空電線を下にし、その離隔距離が40cmであるもの

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、「有線電気通信法(有線電気通信設備令)」に基づく、架空電線の高さや離隔距離の技術基準に関する正誤を問うものです。 

選択肢をひとつずつ確認していきましょう。

選択肢1. 横断歩道橋の上の架空電線の高さが、その路面から2.5mであるもの

有線電気通信設備の架空電線を横断歩道橋の上に設置する場合、その高さは路面から「3m以上」としなければなりません(設備令第12条)。

2.5mでは低すぎて基準を満たしていないため、誤りです。 

 

したがって、これが最も不適当な記述であり、正解です。

選択肢2. 道路上の架空電線の高さが、横断歩道橋の上にある部分を除き、路面から5.0mであるもの

架空電線を道路上に設置する場合の高さは、原則として路面から「5m以上」と規定されています。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢3. 架空電線と他人の建造物との離隔距離が40cmであるもの

架空電線と他人の建造物(電柱などを除く)との離隔距離は、原則として「30cm以上」と規定されています(設備令第14条)。

40cmであれば基準(30cm以上)をクリアしています。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

選択肢4. 架空電線が架空高圧強電流ケーブルと交差する場合において、架空電線を下にし、その離隔距離が40cmであるもの

架空電線が高圧の強電流電線と交差する場合、原則として有線通信線は強電流電線の「下側」に施設し、離隔距離は「80cm以上」必要です。

ただし、相手の強電流電線が「ケーブル」である場合は、離隔距離を「30cm以上」に短縮(緩和)できます(設備令第18条)。

40cmであれば基準をクリアしています。 

 

したがって、これは正しい記述であり、この選択肢は不正解です。

まとめ

有線電気通信設備における架空電線の重要数値をまとめると、 

 

・高さ(道路上):5m以上 

・高さ(横断歩道橋上):3m以上 

・離隔(他人の建造物):30cm以上 

・離隔(高圧強電流ケーブルと交差):下側に設置し、30cm以上(※ケーブル以外なら80cm以上) 

 

です。

覚えておきましょう。

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